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OKプロステートチップの3連試作|特注9件の内訳【解説209号】

投稿日:2026-09-07更新日:2026-09-07元記事:2021-05-15(ok-lab's diary)執筆:AS

OKプロステートチップの3連試作と、特注9件で最多の陶器素材セミロングタイプを紹介。

元記事:ok-lab's diary「OKプロステートチップ解説209-生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結はいかがですか」(2021年5月15日)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2021/05/15/130037

この記事は、上の週報を初めて読む人向けにかみくだいたものです。価格・仕様はすべて元記事の記載に基づいています。

この週報は、OKプロステートチップを開発・販売している岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが毎週書いているものです。

この記事は、生体適合樹脂のスクリュー補助を3個つなぎ、ナイロン糸の伸びで接続部分が動くOKプロステートチップの3連試作と、大型特注の製作背景を解説します。
今週届いた特注は9件で、陶器素材セミロングタイプとイボ付きチップに変更オプションの組み合わせが多く、ウミウシ仕様も7件に登場しました。
留置時の感覚やつなぎ目での挟まりに関する岡田さんの使用報告、糸だけでつなぐ際の折れ重なりへの注意、手術後の体験談が分かります。
補助部品のつなぎ方や特注の傾向、安全性を考えた研究所の対応を知りたい人に向く記事です。


この記事の目次

一言で言うと


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
岡田快適生活研究所(OKラボ)OKプロステートチップを開発・販売している会社。公式サイト ok-lab.net
プロステートチップ尿道から入れて前立腺のあたりを刺激する器具。この会社の主力商品
生体適合樹脂(せいたいてきごうじゅし)この号では、3D設計で内部に糸穴を作れる材料として紹介されています
残りの17語を見る
言葉やさしい説明
スクリューねじ状の補助パーツ。抜け落ち防止や刺激の追加に使う
フレキシブル多連結複数の部品をつなぎ、糸の伸びによって接続部分が動く構造
ナイロン糸少し伸びる性質のある糸。今回の試作では、この性質を接続に利用しています
留置(りゅうち)入れたまま、しばらく体内に置いておくこと
球部尿道部(きゅうぶにょうどうぶ)尿道の途中にある、少し膨らんだ部分
外尿道括約筋(がいにょうどうかつやくきん)意思で締められる尿道の筋肉。器具を挟んで固定する場所
内尿道括約筋(ないにょうどうかつやくきん)元記事では、膀胱との境界にある筋肉として説明されています
セミロング/ロング本体の長さの規格。この号のセミロングにはS(約41mm)、M(約45mm)の記載があります
イボ付き/ウミウシ表面に突起をつけた形状の呼び名
三穴/六穴方式オプションチップ糸を通す穴の数が違うストッパー部品
ステンレスリングチップ今回の依頼では、中央に貫通穴があり、両端を絞った形の特注品
ゴムコーティング接続部分などに施す加工。その8では、部品が折れ重なることへの対策として登場します
ツインチップ/両端ループ糸記事中に説明なし
ショート/覚醒/ファット記事中に名称はありますが、規格の説明なし
ツイスト/コブラツイスト/ダブルツイスト(ラブカチップ)記事中に形状の詳しい説明なし
核振チップ/ICコントローラ記事中に機能の説明なし
平行ケーブル用ストッパー/セーフティチップ記事中に用途の説明なし

主役の名前は、材料・部品・つなぎ方に分けると読みやすくなります。

「生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結」
=生体適合樹脂(材料)+スクリュー補助(ねじ状の補助部品)+フレキシブル(接続部分が動く)+多連結(複数をつなぐ)。


この号の新製品(2021年5月15日):OKプロステートチップの「生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結」

生体適合樹脂のスクリュー補助によるフレキシブルな多連結
出典:ok-lab's diary「OKプロステートチップ解説209-生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結はいかがですか」より引用(生体適合樹脂のスクリュー補助によるフレキシブルな多連結)

対象:補助部品のつなぎ方や、従来品との違いを知りたい人

何が新しいのか

糸のわずかな伸びを利用して、部品の間が動く試作です。

生体適合樹脂(内部に糸穴を作れる樹脂)のスクリュー(ねじ状の補助部品)を3個つないでいます。従来品と違い、糸が部品の内部でも伸び縮みできる構造です。

なぜ作ったのか

きっかけは、特注その1の大型品でした。岡田さんは、ステンレスリングチップの複雑な連結は、製作が難しすぎると感じたそうです。

そこで、代わりになる構造を樹脂製の補助部品で試したと書いています。大型品は岡田さんには試せないサイズのため、3連の試作で感覚を確かめる考えだったとのことです。

前の号とこの号の違い(変わったところだけ)

比較相手は、元記事で説明されている従来の樹脂製補助部品です。

項目従来の樹脂製スクリュー補助この号の試作
糸の固定糸を樹脂の中に埋め込む内部に糸穴を設け、各部品の中央付近で固定
糸の伸び方伸びをほとんど感じられない穴の中で糸が伸び、部品間が動く
接続部分の動き糸の伸びによる動きはほぼない開く間隔は大きくても1mm程度

使い心地の目安(岡田さんのテストによる)

以下は、岡田さん個人の使用報告です。

価格(税抜き/税込みは元記事の表記通り)

構成価格
生体適合樹脂のスクリュー補助による3連の試作記載なし。税区分の記載もありません

注文の型で言うと


この号(2021年5月15日)に届いた注文から:OKプロステートチップの特注9件

対象:研究所への特注で、どんな希望が出されているか知りたい人

「大型の部品を曲がるようにつなぎたい」という相談 → 強度を考えて4本糸に

サイズが大きいため強度確保のため4本糸で作成した特注品
出典:ok-lab's diary「OKプロステートチップ解説209-生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結はいかがですか」より引用(サイズが大きいため強度確保のため4本糸で作成した特注品)

その1は、大型のステンレスリングチップ(中央に穴を設けた特注品)をつなぐ依頼です。連結品のほか、ワイヤー付きの単体5個と糸の注文もありました。

依頼者は、接続部分が曲がることや、表面の加工を希望していました。連結品の糸は2本の希望でしたが、岡田さんは大きさに見合う強度が必要だと判断したそうです。

結果として、連結品は4本糸で製作したと書いています。製作の難しさが、この号の樹脂製3連の試作にもつながりました。

「薄い部品を糸だけでつなぎたい」という相談 → ゴム加工の追加を提案

薄いチップの連結にゴムコーティングを加えた特注品
出典:ok-lab's diary「OKプロステートチップ解説209-生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結はいかがですか」より引用(薄いチップの連結にゴムコーティングを加えた特注品)

その8では、ショートタイプの部品を、糸だけで5mm程度離してつなぐ希望がありました。糸は2本で、長さ35センチという指定です。

岡田さんは、薄い部品をつなぐと、体内で折れ重なる可能性があると考えたそうです。そのため、ゴムコーティング(接続部分に施す加工)を加えるよう依頼したと書いています。

元記事で確認できるのは、加工の追加を提案したところまでです。

特注9件の一覧

特注9件の表をひらく(依頼の内容の全文)
No.依頼の内容金額
1[画像:f:id:ok-lab:20210514201022j:plain]/[画像:f:id:ok-lab:20210514201046j:plain]/[画像:f:id:ok-lab:20210514201114j:plain]/3回前の記事で紹介した特大チップのご依頼です。/注文1/イボ付きウミウシ/ver2をツインチップ、長さ2㎝径13㎜になるステンレスリングチップに/長さ4㎝径14㎜になるステンレスリングチップを間隔を開けず、しかもそれぞれの/間隔がフレキシブルに曲がる接続を選んで作っていただけますか。/(長さ2㎝のチップで括約筋を挟む予定なので、括約筋にやさしくするためチップ外側を全て/コーティングに、第三チップは、ご提案していただいた60度ごと3箇所をコーティングして/ください。形は竹輪のように中心が貫通したチップの両端をウインナー状に絞った形状でお願いします。)/糸は二本でウミウシ/ver2の先端から、ループの端までの長さを17㎝でお願いいたします。/注文2/ステンレスリン/グチップ(竹輪のように中に穴があり、両端をウインナー状に少し絞って、/60度ごと三か所をコーティングしたもの)を計5つお願いいたします。/長さ3㎝で外径14㎜でワイヤーの長さ6㎝と、/長さ4㎝で外径14㎜でワイヤーの長さ5㎝ステンレスリングチップを各1個ずつ/長さ3㎝で外径15㎜でワイヤーの長さ6㎝と、/長さ4㎝で外径15㎜でワイヤーの長さ5㎝のステンレスリングチップを各1個ずつ/長さ5㎝で外径15㎜でワイヤーの長さ2㎝のステンレスリングチップを1つです。/出来れば、ワイヤーを次のチップの中を通すためワイヤーとチップの接続は、チップの端ではなく/チップの内側から出すことは可能でしょうか。/私のイメージの究極は、糸やワイヤーや、連結を使わずにそれぞれがピッタリくっつくように挿入していき/取り出すときは。それぞれのチップの貫通した穴の中を通した第一チップの糸だけで引っ張り出す/というものです。/ただ、挿入後時間の経過とともに尿道が締まることと、/尿道いっぱいまで広げるとチップと尿道壁が/癒着し始めるのか取り出しに力がかかるため、今回は一つ一つのチップにワイヤーを付けてください。/(生理用タンポンの糸部分がワイヤーになった形状です。)/糸でなくワイヤーを選んだのは、後に挿入するチップの中心の穴に通すのにワイヤーのほう通しやすいと/考えたためです。/注文3 4本たばの両端ループ糸 長さ15㎝/サイズが大きいため強度確保のため注文1は4本糸で作成しています。元記事に記載
2三穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ)(M)×2個/OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ(M(約45mm))/イボ付きチップに変更オプション元記事に記載
3平行ケーブル用ストッパー追加(オプション)(M)/OKプロステートチップ 陶器素材覚醒タイプ ダブルツイスト(ラブカチップ)(ファット)/イボ付きチップに変更オプション三穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ)/差額調整/ICコントローラに変更(核振チップオプション)スクリュー型補助チップ追加オプション(8mm(近))/OKプロステート核振チップ 陶器素材覚醒タイプ(M(約55+15mm)・8mm)元記事に記載
4OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ(S(約41mm))/イボ付きチップに変更オプション六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ)(M)/六穴方式オプションチップ(セーフティチップ)元記事に記載
5OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプコブラツイスト(S・20cm)/イボ付きチップに変更オプションスクリュー型補助チップ追加オプション(0mm(近))/OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ(M(約45mm)・20cm)/イボ付きチップに変更オプションスクリュー型補助チップ追加オプション(0mm(近))元記事に記載
6OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ(M(約45mm))×2個/イボ付きチップに変更オプション×2個元記事に記載
7六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ)六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ)(M)/OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ(M(約45mm))/イボ付きチップに変更オプション元記事に記載
8OKプロステートチップ 陶器素材ショートタイプ ツイスト(M(約36mm))/OKプロステートチップ 陶器素材ショートタイプ(S(約31mm)・20cm)/イボ付きチップに変更オプション元記事に記載
9OKプロステートチップ 樹脂素材1チップタイプ(20cm)/平行ケーブル用ストッパー追加(オプション)(L)/ナイロン糸追加(オプション)/差額調整×5個/差額調整×2個元記事に記載
合計合計は元記事をご覧ください

※その8の糸の長さは、注文フォームでは20cm、要望文では35センチです。記事上では一致していません。
※注文額には1,100円や1,650円などがあり、税込み表記とみられます。ただし、元記事に税区分の明記はありません。

読みどころ:その8について、岡田さんは接続部分の柔らかさだけでなく、部品が折れ重なる可能性も考えています。希望したつなぎ方に、加工の変更を提案した例です。

この号の売れ筋(特注9件から見える傾向)

対象:この号の注文で多かった本体や追加部品を知りたい人

本体の種類は注文単位、サイズは本体ごとに数えています。別の種類の本体を含む注文は、それぞれの種類に数えています。

つまり、この号いちばん多かった組み合わせは「陶器素材セミロングタイプ+イボ付きチップに変更オプション」です。


よくある不安:「手術後にも感覚はある?」

生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結を紹介する号の、手術後の個人の体験談と岡田さんの見解をまとめた図

対象:前立腺の手術を受けた人の体験報告を知りたい人

話題(2)には、前立腺の切除を受けた方からの感想が載っています。セミロング(本体の長さの規格)のLと、括約筋ストッパーを購入した方です。

ここで紹介されているのは、利用者個人の体験と岡田さんの見解です。


編集後記:大型特注の製作に5日、強度の確保に苦労

生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結のきっかけとなった大型特注の製作期間と強度の確保をまとめた図

対象:研究所の製作の背景や、岡田さんの近況を知りたい人

岡田さんは、難しい特注への対応が続き、疲れが出ていると書いています。今回の大型品には毎日半日近くを費やし、完成まで5日かかったとのことです。

岡田さんによると、連休前から依頼はあったものの、安全性をどう確保するか決めきれなかったそうです。複数の作り方を試験的に検討し、製作できそうな方法が見つかって着手したと振り返っています。

大型品は普段のものの倍以上の大きさで、体積は6倍ほどだったと書いています。岡田さんは、内部の穴を十分に残しながら強度も確保する点に苦労したそうです。研究所の特注では、形を作ることに加え、使用に耐える構造を考える必要があるという見方です。


この記事のまとめ

知りたいこと答え
この号の新製品は?生体適合樹脂のスクリュー補助を3個つないだ試作です。価格の記載はありません。
前の号と何が違う?比較相手は従来の樹脂製補助部品です。今回は内部に糸穴を設け、糸の伸びで接続部分が動く構造にしています。
会社の状況は?岡田さんは、大型特注に5日かかり、疲れが出たと報告しています。売上や決算には触れていません。
注文では何が多かった?陶器素材セミロングタイプと、イボ付きチップに変更オプションの組み合わせです。
糸だけでつなぐ依頼はどうなった?その8では、折れ重なる可能性を考え、岡田さんがゴム加工の追加を提案しています。
手術後の報告はあった?前立腺の切除後にも感覚があったという個人の体験談が紹介されています。

出典:ok-lab's diary「OKプロステートチップ解説209-生体適合樹脂のスクリュー補助フレキシブル多連結はいかがですか」。詳しい写真・動画は元記事をご覧ください。