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ピストンドリルの鞘が180度でも動く OKプロステートチップ【解説466号】

投稿日:2026-09-05更新日:2026-09-05元記事:2026-04-18(ok-lab's diary)

OKプロステートチップ解説466号。ピストンドリルの鞘の改良と特注10件を整理した画像。
この記事の中身

元記事:ok-lab's diary「OKプロステートチップ解説466」(2026年4月18日)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2026/04/18/122906

この記事は、上の週報を初めて読む人向けにかみくだいたものです。価格・仕様はすべて元記事の記載に基づいています。

この週報は、OKプロステートチップを開発・販売している岡田快適生活研究所(OKラボ)の代表・岡田さんが毎週書いているものです。


一言で言うと


読む前に知っておきたい言葉

言葉やさしい説明
プロステートチップ尿道から入れて前立腺のあたりを刺激する器具。この会社の主力商品
岡田快適生活研究所(OKラボ)OKプロステートチップを開発・販売している会社(ok-lab.net)
留置(りゅうち)入れたまま、しばらく体内に置いておくこと
セミロング/ロング本体の長さの規格。この号ではセミロングがSS約37mm・M約45mm・L(47mm)、ロングがS約50mm・M約57mmと書かれています
チップレス先端に「塊(チップ)」がなく、ワイヤーで前後をつないだ形式
スクリューねじ状の補助パーツ。抜け落ち防止や刺激の追加に使う
球部尿道部尿道の途中にある、少し膨らんだ部分
外尿道括約筋尿道の中で、自分の意思で締められる唯一の場所。ここで器具を挟んで固定する
内尿道括約筋自分では動かせない不随筋だと岡田さんは書いています
会陰部(えいんぶ)記事中に説明なし。質問文では、尿道が屈曲しているあたりを外から支えられる場所として出てきます
生体適合樹脂体内に入れても比較的安全とされる樹脂。この会社では「第二世代」を使う
サージカルステンレス医療器具に使われる、さびにくいステンレス
イボ付き/ウミウシ表面に突起をつけた形状の呼び名。ver.3改2、ver.4など版数がある
ゲジゲジ足のような突起がたくさん付いた形状の製品名
六穴方式オプションチップ糸を通す穴の数が違うストッパー部品
ピストンドリル軸のワイヤーと、それを包む鞘を組み合わせた器具。軸をスライドさせたり回したりする
鞘(さや)軸のワイヤーを通す筒の部分。シリコンチューブの中に埋め込む
取り出し器抜けなくなったチップを取り出すために試作されている器具
ニチノール記事中に説明なし。糸やゲジゲジの素材の名前として出てきます
多目的ステンレスワイヤー尿道の長さを測るのにも使えるステンレスの線

長い名前は、分けて読むと意味が分かります

「八穴方式括約筋ストッパーチップ(第二世代生体適合樹脂)」
= 八穴方式(糸を通す穴が8つ)+ 括約筋ストッパー(外尿道括約筋のところで止めるための部品)+ 第二世代生体適合樹脂(体内に入れても比較的安全とされる樹脂)


今週の目玉:ピストンドリルの鞘の作り直しと、プロステートチップの取り出し器

プロステートピストンドリルの鞘の改良点と販売予定価格をまとめた図

対象:試作品の進み具合を追いかけたい人/ピストンドリルを注文したい人

何が新しいのか

変わったのは、シリコンチューブの中に埋め込む鞘の作り方です。岡田さんによると、変更点は次の2つです。

エポキシよりもアルミのほうが、軸との摩擦が小さいようだという説明です。

なぜ作ったのか

きっかけは、先端がステンレススクリューの試作品と同じものがほしい、という注文でした。研究所のスタッフは仮の価格で見積もりを返しています(軸0.4mm長さ30cm:3,300円/鞘20cm:5,500円/ステンレススクリュー:5,500円)。

ところが実際に何件か作ってみると、鞘の中の滑りがよくないうえ、仕上がりのばらつきも大きいことが分かったと岡田さんは書いています。乾いた状態、ぬれた状態、ゼリーを多めに付けた状態で、軸の抵抗がかなり変わることも分かったそうです。

そこで、完成までしばらく待ってほしいと依頼者に伝えたうえで、小手先の直しではなく作り方そのものを変えることにしたとのことです。依頼者からは、試作品と分かって注文したのだから時間をかけてよい、という返事があったと書かれています。結果として画期的な改良になり、依頼者ぶんの製作に取りかかるところまで進みました。

先週と今週の違い(変わったところだけ)

比べている相手は、この号の言葉でいう「以前の鞘」です。

以前の鞘今回の鞘
埋め込む材料エポキシアルミパイプ
埋め方(元記事に記載なし)短いものを近づけてたくさん埋める
なめらかに動く曲げ角度90〜110度ほどまで180〜270度ほどまで
曲げたときの軸とチューブ触れてしまい、滑りが極端に落ちる触れなくなった
価格(以前の鞘の価格は書かれていません)軸0.4mm長さ30cm3,000円+鞘20cm5,000円(税抜・20cmバージョン)

使い心地の目安(岡田さんのテストによる)

取り出し器の進捗報告

価格(税抜き。元記事の「販売予定価格」)

構成内訳価格
20cmバージョン軸0.4mm・長さ30cm3,000円
20cmバージョン鞘20cm5,000円
25cmバージョン軸0.4mm・長さ35cm4,000円
25cmバージョン鞘25cm7,000円
軸を0.5mmにする場合長さ30cm4,000円
軸を0.5mmにする場合長さ35cm5,000円

軸を0.5mmにすると、上の価格より1,000円高くなります。

選べるもの:軸の太さ(0.4mmと0.5mm)、長さ(20cmバージョンと25cmバージョン)。
注意点:先端のチップは別に通常の価格が必要です。アルミパイプの留め方はこれから決める段階だと岡田さんは書いています。
注文の型で言うと


今週届いた注文から:OKプロステートチップの特注10件

対象:すでに使っている人/特注を考えている人

「両側で留める形が合っている」という感想 → ロングタイプの注文へ

陶器素材ロングタイプ(陶器ウミウシver.3改2)
出典:ok-lab's diary「OKプロステートチップ解説466-ピストンドリルの鞘の構造の改善により180度の曲がりでもスムーズに作動するようになりました」より引用(陶器素材ロングタイプ(陶器ウミウシver.3改2))

長く使っている方から、各種チップの感想が届きました。これまでの買い物と使い心地の報告です。覚醒コブラツイストからロングタイプ4点ツイストへと好みがはっきりしてきたそうです。長期の留置はしないので覚醒タイプでも負荷は感じないとのことでした。

小さめのチップだと前立腺のところで留めようとしても尿道側に出てきてしまうため、膀胱側と尿道側の両方で留める形が自分には合っているという感想です。ロングタイプは留置までが楽で、大きいぶん尿道の中で見失いにくいとも書かれています。アネロスと一緒に使うなら、平らな面が当たって負荷が少ない覚醒コブラツイストが向いている、という見方です。

あわせて、ひやりとした報告もありました。ロングタイプ4点ツイストに飲み込み防止のストッパーチップを付けていたのに、ほかの器具と同時に使っているあいだにストッパーごと引き込まれてしまったそうです。引き込まれたのは1〜2cmほどで、ミルキングで取り出せたとのこと。原因は、ストッパーが揺れないように糸をぎりぎりの長さにしていたことだと振り返っています。

これに対して岡田さんは、ほかの器具と併用すれば亀頭外側のストッパーが引き込まれることもあるかもしれない、と答えています。ただし外側のストッパーは大きさがそれなりにあるため、外から位置を確かめられ、ミルキングで取り出せるはずだ、という説明です。この方の注文が、下の一覧のNo.6です。

特注10件の一覧

No.内容金額
1ニチノールスカイフィッシュVer.1と全く同じもの(軸の長さ130〜140mm、ニチノール糸0.15mmのストッパー足12対を10mm間隔、糸は2本とも600mm)。元記事の内訳は税込みで軸2,200円・足12対19,800円・糸延長1,100円0円
2上と同じニチノールスカイフィッシュVer.1を、解説464の話題3と同じ構成で作った場合のお見積り依頼(元記事には、その1と同じ依頼だと書かれています)0円
3OKプロステートチップ 凶悪ゾロ(第二世代生体適合樹脂) M(40mm)糸23cm、六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ) 2個、イボ付きチップに変更オプション、差額調整、OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ M(約45mm)糸23cm、八穴方式括約筋ストッパーチップ(第二世代生体適合樹脂) M 2個(要望:陶器はウミウシver.4・イボ付き・糸2本・折れない加工)21,100円
4八穴方式括約筋ストッパーチップ(第二世代生体適合樹脂) S、OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ M(約45mm)糸25cm、スクリュー型補助チップ追加オプション(第二世代生体適合樹脂) S(2mm・近)(要望:ウミウシ型ver.4・糸2本)10,200円
5OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ(ウミウシver.4改2のセミロング特注)イボ付き、六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ)(要望:糸2本25cm、コブを通常より0.5〜1mm大きく)。お見積りは陶器ウミウシver.4改2イボイボ付き5,500円と6穴方式亀頭外ストッパー1,650円7,150円
6イボ付きチップに変更オプション、OKプロステートチップ 陶器素材ロングタイプ M(約57mm)糸23cm、六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ)(要望:陶器ウミウシver.3改2のロング特注・イボ付き・糸2本・糸長23cm・ストッパーチップの装着も)9,350円
7OKプロステートチップ セミロングタイプ(第二世代生体適合樹脂) L(47mm)糸25cm、OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ SS(約37mm)糸25cm、イボ付きチップに変更オプション、八穴方式括約筋ストッパーチップ(第二世代生体適合樹脂) L(要望:陶器はウミウシver2・イボ付き・糸2本)13,850円
8OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ M(約45mm)糸35cm(最長)、六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ)、イボ付きチップに変更オプション、OKプロステートチップ 陶器素材ロングタイプ 4点ツイスト S(約50mm)糸35cm(最長)、六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ)(要望:どちらもウミウシ型ver.2・糸2本)16,500円
9イボ付きチップに変更オプション、OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ M(約45mm)糸24cm、二本糸用セーフティチップ(第二世代生体適合樹脂)接続オプション込み、スクリュー型補助チップ追加オプション(第二世代生体適合樹脂) SS(2mm・近)(要望:糸2本・ウミウシver.2)11,300円
10解説398のチップレスにスクリューチャームを付けたもの(前立腺ループ35mm・球部尿道ループ40mm・ループ間は15mmの案内から10mmへ変更、糸2本15cm)。お見積りはチップレス標準6,600円とスクリューチャーム2個3,300円×213,200円
合計102,650円

※1 No.1とNo.2は注文フォームではなく依頼文で、金額の欄がありません。No.1には税込みの内訳(軸2,200円・足12対19,800円・糸延長1,100円)が書かれていますが、数え方をそろえるため一覧の金額欄は0円とし、合計には入れていません。この内訳を合計に入れると125,750円になります。
※2 No.10は、いったんループ間15mmで案内されたあと、ループ間を10mmに変えた依頼になったと書かれています。
※3 一覧の金額は1,100円・1,650円・6,050円のような単位で並んでいるため、税込み表記とみられます。No.1の内訳にも「税込み金額」と明記されています。目玉の販売予定価格のほうは税抜きです。

読みどころ:No.10で、チップレスの曲がっている部分にはまっすぐなスクリューを入れるため長いものは作れず、長さ15mm・幅10mmくらいまでなら作れるかもしれないと岡田さんが答えています。希望の寸法がそのまま通るとは限らない、という一例です。

今週の売れ筋(特注10件から見える傾向)

対象:何を選べばよいか迷っている人

数え方の材料は、この号の特注一覧(注文フォームの内容)だけです。複数の本体を含む注文は本体ごとに数えました。

つまり、今週いちばん多かった組み合わせは「陶器素材セミロングタイプ + イボ付きチップに変更オプション」です。


よくある不安:「補助チップはどこにある?」「膀胱に入っている?」

OKプロステートチップ セミロングタイプ(第二世代生体適合樹脂)の留置位置の解説

対象:初めて使う人

初心者だという方から、想定されている留置の位置についての質問が届いたと岡田さんは書いています。この方はOKプロステートチップ セミロングタイプ(第二世代生体適合樹脂)とスクリュー型補助チップ追加オプション(第二世代生体適合樹脂)を本体との距離4mmで使い、糸の長さは28cm、多目的ステンレスワイヤーで測ると外尿道括約筋と前立腺の位置は16〜17cmくらいだったとのことです。


編集後記:鞘の改良には満足、取り出し器は今週も未完成

プロステートピストンドリルの鞘の完成度と取り出し器の近況

対象:この会社のファン/背景を知りたい人

岡田さんは、鞘についてはアルミパイプを採り入れたことで性能が大きく上がり満足していると書いています。その一方で、取り出し器は今週も仕上げられなかったことが残念だとも書いています。

出血が起きた理由についての説明もあります。以前の試作品でテストしたときは用心してゼリーを使っていたものの、今回の試作品は前より大幅に入れやすくなっていたうえ、ゼリーが好きではないため、ゼリーなしで何度も試していたとのことです。

そのおかげで、もっと細いワイヤーを試したいと思いついたそうです。0.1mmと0.15mmでも硬さが大幅に変わるので、0.03mmがどれくらい柔らかいのか、届くのを楽しみにしていると書いています。

追伸として、チップを取り出せなくなった方からのメールが紹介されています。この方は病院にかかりにくい場所に住んでいて、岡田さんはその方のことを考えて取り出し器を思いついたのですが、5月初旬の帰省が決まり、日本で泌尿器科を受診する予定になったとのことです。あわせて、取り出し器具を必要とする人が少ないなら開発を止めてもよいのでは、という気づかいも書かれていたそうです。

これに対する岡田さんの返事は、次のとおりです。


この記事のまとめ

知りたいこと答え
今週の新製品は?新しい商品ではなく、ピストンドリルの鞘の作り直しです。販売予定価格は税抜で軸3,000円+鞘5,000円(20cmバージョン)
先週と何が違う?以前は90〜110度あたりで滑りが落ちていたが、今回は180〜270度でもスライドと回転がなめらか
会社の状況は?研究所は取り出し器の試作を続ける方針。今週は完成せず、より柔らかい0.03mmと0.05mmのワイヤーを注文中
今週の特注は?10件。金額の書かれている8件の合計は102,650円
補助チップはどこにあるはず?会陰部から触れることもあれば、深くてほとんど触れないこともある。体型による個人差が大きい

出典:ok-lab's diary「OKプロステートチップ解説466」。詳しい写真・動画は元記事をご覧ください。